田中浩康のサヨナラヒット打ちそう感
おああああああああ!!!!
かかかかかかかかか勝ったあああああああ!!
サヨナラだぁあああああああ!!!!!
2015年4月8日 ヤクルト 対 中日
10回裏2アウト3塁で四番雄平を敬遠されたとき
田中浩康まで回れば勝てる気がした。
今日はノーヒットながら前の打席では完璧な一塁線への犠牲バントを決めた田中の方が
前の打席でヒットを打った畠山より打てるんじゃないか。
何よりも
ゴールデングラブ賞やベストナインを獲得した経験もありながらも
ニュースター山田哲人にレギュラーを奪われ
バレンティンミレッジの怪我で掴んだ暫定外野レギュラーの座にて
打撃好調の中、先週は頭部への死球を受けて退場という
あまりの不運に見舞われながらも
冷静に打席に迎える男、田中浩康こそが
サヨナラ場面という超プレッシャーを打ち勝ってくれるんじゃないか。
五番畠山も敬遠気味の四球
これで満塁。
バッター六番田中浩康。
ピッチャー浅尾の投げた真ん中のストレートを振ると
打球は三遊間を抜けて行った
田中の右手が大きく挙がった
。・゜・(/Д` )・゜・。
ありがとう浩康!
ホント勝ってよかった。
正直、中日が緊張感の無いだらだらした野球やっていたのに助けられた部分も大きいが
谷繁監督のヘボい采配に助けられた部分も大きいが
同点でもクローザーを登板させたヤクルトに対して温存とか舐めた真似しやがった中日に助けられた部分も大きいが
何にしても勝てて良かった。
そもそもヤクルトの守備は去年までと違いレベル高かったが
中日は全体的に攻守ともに雑でもあった。
7回表ルナのタイムリーヒットでの山田のジャンピングキャッチは位置、タイミングともに合っていたし、バックホームの送球を投手石山がカットしてルナの進塁を防いだ。
その次の打者がレフトフライを上げると(飯原の守備を舐めた)ルナが2塁へタッチアップを試みるが余裕のアウトになった。
対して、8回裏森岡のタイムリーヒットではバックホーム送球を誰もカットしなかったために森岡は2塁まで進塁できた。結局はこの進塁は得点には繋がらなかったが、選手たちの集中力の差を表していたと思う。
まぁ出来ればヤクルトだって9回裏1アウト満塁で1点くらい入れろよ、とは思うけどね。
同点で迎えた9回裏
回跨ぎで登板している中日リリーフ又吉(右サイドスロー)から
雄平、畠山がヒットで続いて、田中浩康がバントを決めた
1アウト2.3塁にて
真中監督はピンチヒッターに代打の切り札ユウイチ(左)を送った。
結果はユウイチは敬遠気味の四球で、後ろの中村が三振、代打の今浪(左)が外野フライで無得点となってしまった。
あの場面なら代打ユウイチだと満塁策とられることを考えて、先に代打今浪にする作戦もあったはずだ。
その場合、中日がユウイチより打力の低い今浪と勝負した可能性もあるし、
例え満塁策を取られたなら、1アウト満塁で中村に代打ユウイチを出して勝負させて絶対にここで決めるという方法もあった。
ユウイチなら外野フライくらいは打てるだろう。
とはいえ、鈍足守備ボロのユウイチをそのまま次の回の守備につかせた真中監督は極めて優秀だと思う。
延長が進めばもう一度、ユウイチに打順が回るだろう事を考えて、守りに入るのではなく攻めの態勢を崩さなかった。
結局のところ、勝敗を分けたのは
ちんたらとバルデスを引っ張り、クローザーを出し渋った谷繁監督with集中力の無い中日選手と
延長12回を攻撃し続け切る覚悟を決めていた真中監督with勝ちへの執念を持ち続けたヤクルト選手との器の差だった。