4番ライト田中浩康でVやねん!東京ヤクルトスワローズの打線を繋げるメソッド
打てないだとか
外人野手取れだとか
詮無きことです。
打線が繋がらないならば、繋げる策を講じるべき!
秘策:4番ライト田中浩康
冗談ではなくマジで言ってます(俺は)。
かつては四番エースだったと語る田中選手
まずスポースナビによる本日時点での打率(規定到達)ランキングを見るに
中日とDeNAが上位のほとんどを占めており、ヤクルトからは川端くらいしか目立たない。
とはいえそれは残りの巨人阪神広島も同じ事。(最近の成績で比べるべきというのもありますが)
しかしながら
によると
唯一のチーム出塁率2割台。得点平均も2点台。逆に併殺打は最多。ほかの成績も悪い意味で最下位阪神とデッドヒートを繰り広げている始末。
そして
によればヤクルト選手の個人成績は
赤線以上は規定到達選手
というように他チームならば規定未達で3割近いバッターがそれなりにいるかもしれないがヤクルトはかなり少ない。1割バッターも大勢いる。
味方にとって脅威の下位打線と言うやつだ。
ならば上位打線で得点したいところだが
先月末から4番雄平の不調があり、4番で打線が切れてしまった。
そこで逆に4番雄平と5番畠山を入れ替えたが、そのとたんに畠山が不調に陥り打線が再び切れてしまう。
下位打線に期待が持てないと開き直るには
4番がネックなのだ。
今は雄平が復調傾向にあるので素直に4番雄平にしても良いのだが
あえて4番に田中浩康を起用してはいかがだろうか論。
たとえばこんな打順
1.山田
2.(西浦、荒木、上田)
3.川端
4.田中浩
5.雄平
6.畠山
田中浩康の現在の打撃成績は
打率 .219
とものすごく低いが
出塁率 .333
と持ち前の選球眼を発揮しており
得点圏打率 .333
とチャンスにも強いが
併殺 2
と打席数(79)の割に多い相変わらずのゲッツーマシンでもある
着目すべきは得点圏打率の高さ
この数字はオカルトではない推論がある。
プロ野球は守備位置が定位置の時が最もアウトを取りやすい形である
しかしランナーがいる場合には守備体型が変わる。
1塁ランナーがいればファーストはベースに張り付くことになるし、ツーアウトでなければゲッツーを取りやすいように二遊間を狭める。
そしてランナーがいる場合はバッテリーの選べる球種やリードの選択肢が狭まってしまう。
1塁ランナーがいれば盗塁を警戒して緩いカーブを投げにくくなる。3塁ランナーがいればフォークなどの落ちる変化球を投げにくくなる。
ランナーなし
定位置:アウトになりやすい
リード多彩:読みづらい
ランナーあり
シフト守備:穴が生まれる
リード限られる:読みやすい
つまりシフト守備の穴をつく技術を持ち、ベテランの経験から限られたリードを読むことができる選手(それが田中浩康だ)ならばランナーがいるときの打率(≒得点圏打率)が上がりやすいのではないか、という仮説だ。
実際今季の試合ではランナー1塁に置いた状態で、田中浩が一二塁間を抜けるゴロを打つのを何度か見た。2アウトから3番川端が単打で出塁したあとに田中浩康が打席に入ればなんとも心強いではないか。彼も単打を打てば得点圏にランナーを置いた状態で雄平畠山に回る。フォアボール選ぶよりはどんな球でも打っちゃう早打ちマン雄平には得点圏ランナーがいる状態で回して得点のチャンスとしたい。
田中浩康はランナー1塁に妙に強い男なのだ。その一方でゲッツーマシンでもある。
これを防ぐのは簡単だ。2アウトでないならバントすればいいだけだ。
これでもやはり得点圏にランナーがいる状態で雄平の打順に回るはず。
4番ライト田中浩康作戦は天才川端がヒットを打った時に
ノーアウトでも1アウトでも2アウトでも
得点圏にランナーを置いて雄平の打順に回すことを目的とした作戦なのだ!
最後は雄平畠山頼りになる作戦は開幕から何も変わってはいない。
だがこれならば得点するのに川端雄平畠山が単打しか打てそうにない場合、3連打必要だったが2連打ですむことになる。ただ4番にバントマンを置くのではない。2アウトからならヒットを打ちバント以上のチャンスを生むことが出来るのだ。
これでチーム得点がDeNAの2/3くらいから飛躍的に伸びていくだろう。。
4番ライト田中浩康
これこそがヤクルトの勝利の道。
ちなみにそもそも川端雄平が打てなきゃ得点できないけどね。