今浪の離脱で分かるプロ野球における采配の重要性
今浪の登録が抹消されました。
腰痛が原因のようですね。
登録抹消ということは意外と重症なのか?それとも10日で最短再登録する気なのか?ちょとわかってませんが。
最近は打撃不調に加えて守備まで不安定でしたが、やはり身体に問題が出るほど疲労が溜まってしまったのでしょう。
今季は今浪のおかげで勝てた試合が多くあったのでよくここまで戦ってくれたと感謝してます。
ただ
強く思い知らされたのは采配の重要性です
今年の今浪の活躍は予想外でした。
正遊撃手としてFA獲得した大引の早期離脱で湧いたチャンスに見事に応え、固め打ち。
打率3割どころか4割に乗ることもありました。
そしてプロ9年目にして初アーチ。
5番畠山、6番デニング、7番今浪、8番中村の下位打線は1~4番より頼りになると言われるほど当たってる時期もありました。
守備でも目立つ場面は少ないものの難しいショートでありながら安定した働きを見せてくれた。
ただ最近は不調気味であれだけ高かった打率も.276まで下がり守備でも動きが悪くなってきていたように感じます。
今浪は今年31歳。故障をかかえていてもおかしくは無い。ドラフト下位で指名されながらもプロにしがみつきトレード放出までされた。そんな中でのレギュラー候補筆頭と呼べる活躍。
たとえ怪我をしていても血を這いつくばってでも出場したかったのではないか?
これは完全に私の妄想ですが
怪我の兆候が出ていながらも隠して出場しつづけてたんではなかろうか??
もしそうだとしても本人を責めることは全くできません。
しかし起用する側はちょっと問題がある気がするんです。
現場の監督やコーチは今浪の調子が以前と違うと気づいていなくちゃおかしいし、気づいていたなら他の好調の選手と変えてこそ名采配と呼ばれるんです。
他に調子のいい選手がいない、という言い訳もあるかもですが、結果が全てのプロならこうところで「采配」で結果を出して欲しい。
巨人はこういう采配が上手いんだよなぁ。
原監督自身が優秀なのかコーチ陣やスタッフの力なのかはわからないけど、こういう場面でポッと起用した選手が活躍するから名将と呼ばれるわけで。
ヒットが打てなかったり、相手に打たれたりするのは選手の責任かもしれないが
試合に勝てないのは監督の責任だと思う。