こんないいチームだったっけ?シーズン終盤で首位阪神から価値ある1勝を奪い取る!!しかもエース級・メッセンジャーから!ヤクルト8-4阪神
今年のヤクルトは強い!!
いや、まだまだでしょと言われればそれまでなのだけども
過去2年間最下位に甘んじていた頃とは一味も二味も違う
あきらかにチームの一体感が増していると感じる
特に打撃重視の大味なチームと呼ばれてきた中で、ここ最近は少ないチャンスで集中力を発揮して決勝点を奪えていると感じる
技術や知識ではまだ成長途中の部分も大きいかもしれないが、精神的な成長が出来て、どこか顔つきも精悍さが増してる
そして今日は苦手甲子園で好投手メッセンジャーから逆転勝利するという夢のような展開だ
優勝と言う2文字は夢であって夢じゃない!!
2015年8月29日 阪神4 対 8ヤクルト
勝利 秋吉(ヤ)
敗戦 メッセンジャー(阪)
本塁打 山田(ヤ) 上本(阪)
シーズン終盤での首位攻防戦
昨日は先発転向2試合目のロマン先発で挑むも阪神先発の藤浪の好投の前に歯が立たず、さらにはリリーフ陣が滅多打ちにあうという散々な結果での敗北であった
今日も厳しい試合展開だった
ヤクルト先発石山はダイジェスト映像を見る限り少々制球に不安があったようだが球自体の威力はあったようで6回を2失点に抑える
相手がメッセンジャーという大量得点が難しいだろうゲームで慎重に投げたのかちょっと6回にはスタミナ切れしてしまったのか下位打線に連打で得点を許してしまったのは反省点かもしれないが6回2失点に抑えてくれる投手だなんて、やはりドラ1は伊達じゃないと思わせる
成瀬新垣に投げさせるつづけておいて何故石山を中盤にローテ落ちさせたのか??と首脳陣に詰め酔いたくなる
そして今日の試合のターニングポイント8回表
1点を追うヤクルトは守備交代で入った今浪が先頭打者が内野安打で出塁
代打の切り札として唯一頼りになる男今浪がやはり持ってきてくれる
比屋根がバントで送って1アウト2塁で川端の打席
ここまで3打席メッセンジャーに抑えられていながらも、この最高のチャンスで初球に同点タイムリーツーベースヒットを打つ!
首位打者でありながらも得点圏打率は3割切るなど今年はチャンスに弱いと言われる川端だがここ数試合はチャンスに強い川端が復活した!?
続く山田も初球を狙ってスリーベースヒットを放ち勝ち越しタイムリー!!
2015セリーグ最強打者山田の凄いのは重要な場面でも打つということ、もそうだが、山田は長打をスリーベースヒットにする脚力も凄い!まだ1アウトの状態で3塁ランナーを作れれば犠牲フライで1点はいるのだから2塁打と3塁打では大違いだ
この連打2点でメッセンジャーは降板して阪神は頼れるセットアッパー福原投入
打点王畠山が四球で出塁すると5番雄平が犠牲フライを打ち上げて追加点1点を決める
やはり山田の走塁が活きた!
その後もなんやかんや追加点を入れて最終的には8対4で勝利!
初回の先制点を打った畠山も含めて2番川端3番山田4番畠山が本当に凄い
3人は今シーズンでさらに一皮むけたと思う
顔つきも変わって見える
特に川端と山田は怪我や疲労での欠場も無くて全試合出場している
実際は捻挫やなんか小さな怪我をしている時もあるだろうに我慢して試合に出続けてくれている
セリーグで全試合出場しているのは
川端、山田、菊池、丸の4人だけ
しかも広島は雨天中止で試合数がヤクルトよりも5試合少ないことを考えれば菊池と丸よりも疲労は大きいかもしれない
いやほんとこんなに川端が試合に出続けるなんて……やっぱり怪我をしない体づくりとか努力してるんだと思うんですよね……
成績といい、試合中での投手への声かけなど川端がチームの主軸になったなぁとつくづく思う
また結局頼りになるのは川端山田畠山の三人かよ、という風にも思えるが
頼れる3人の主力野手に加えてリリーフ陣の安定度がまだ保たれている事こそがヤクルトのチーム力の高さではないか!?
久古-秋吉-オンドルセクで許した被安打はたったの1つ
徳山はホームランを打たれて2点献上してしまったがセーフティリードを持った状態であるし
緊迫の接戦状態ではリリーフが失点を許さなかった
阪神のセットアッパーを打ち崩しておきながら自分たちは失点を許さないという事が強さに思える