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アニメ?ゲーム?語る?(仮)……というのはうそでほとんど東京ヤクルトスワローズの話ばかりするブログ

アニメやゲームについてヨイショしたりヘイトしたりするブログ……というのはうそでほとんど東京ヤクルトスワローズの話ばかりするブログ

勝ったぁああああああ!!石川タイムリー&5回1失点好投!!雄平先制得点&ファインプレー!!そして秋吉ロマン久古オンドルセクバーネットで無失点リレー!!ついにマジック点灯3!!優勝までもう少し!!

石川雅規神!!

石川が抑えて石川が打つ!まさに石川デーであり

そして勝ちパターンリリーフ投手をすべて使う全員野球での勝利だ!!

これでついにマジック3が点灯した!

まだ気を緩めることは許されないものの優勝へ大きく前進したのは確か!

 

石川は9月成績 5戦5勝

中4日ローテでありながらもすべての試合でチームに勝利をもたらした

もう石川がミスタースワローズなんじゃないか!!

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勝利の石川とセーブのバーネットのハイタッチ

 

2015年9月27日 巨人1 対 2ヤクルト

勝利 石川(ヤ)

敗戦 菅野(巨)

セーブ バーネット(ヤ)

 

凄い試合を観てしまった

とにかくとにかくしんどいゲームであった

 

巨人先発菅野はさすがのピッチングで球は速いわ、制球は良いわ、スライダーはキレるわで全然点をとれる気配が無かった

球威もあって山田の痛烈な当たりもフェンス手前で失速。あわやレフトフライというツーベースヒットになった。山田でギリギリ長打が打てるか打てないかという菅野の好調に加えて川端バレンティンの不調で打線は昨日同様に完全に途切れたように見えた

 

しかしである

5回表に雄平がしれっと初球をレフト前に運ぶとツキがヤクルトにも向いてくる

次打者今浪が叩きつけた打球がヒットエンドランを仕掛けていたのも功を奏して内野安打になると

真中監督は8番中村にバントを命じ、中村は初球からドラッグバント犠牲バント成功

1アウト2.3塁というチャンスを9番石川の打席で作る

投手は防御率1点台の菅野

打者はピッチャーの石川

極めて厳しい場面だがヤクルトファンは誰もが石川ならやってくれるのでは?と期待して見守ったはず

 

そして運命の4球目

ボールゾーンへ落ちるスライダー

この球を石川はバットで拾うと球はセカンドの頭上を越えてライト前へ!!値千金の先制タイムリーヒットである!!

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このあと上田のゲッツー崩れでさらに1点を追加する

結局次の回からは巨人のリリーフ陣から1安打も出来ていないことから分かるように

ヤクルトにとってこの試合で唯一の得点チャンスだった

ここで得点できなければ勝つことは出来ないという場面でヒットを打てる石川

打率1割台の投手が打つとはまぐれと言えばまぐれだろうがヤクルトファン、そして真中監督にも期待させるだけの実績が彼にはある

何よりも今年の石川の優勝への執念を見てれば期待せずにはいられないものがあった

 

もちろん先頭打者としてヒットで出塁した雄平、強く叩きつけて内野安打にした今浪、初球でドラッグバントを決めた中村、サイン通りの叩きつけるバッティングと好走塁で1点追加した上田全員が地味なプレーでも素晴らしい仕事を果たした

クリーンヒットが打てなくても点を取ることができるのが今年のヤクルトスタイル

ヤクルト野手たちが自らの仕事を完璧に果たしたから手に入れた2点である

黄金時代を思わせるチーム一丸での攻撃だった

 

 

守りでは攻撃以上に波乱の展開であった

ヤクルト先発石川は前回74球でマウンドを降りたとはいえ中4日での登板

それでもさすがの投球で多彩な球種を見事なコントロールで低めに投げ込み巨人打線を4回まで無失点に抑えた

しかしヤクルトが先制2得点した5回の裏にピンチがやってくる

先頭打者太田を凡退させた次打者岡本に四球を与えると続く小林に2塁打を浴びて

今度はこちらが1アウト2.3塁のピンチを迎える

9番菅野に代打で井端が打席に立つ

3球目のシュートが高めに浮いたのをライトへ強い打球を運ばれる

抜ければ同点でさらにピンチが続く

その球をライト雄平がダイビングキャッチ!!同点2点タイムリーを犠牲フライの1点に留めてみせた!!

球際の強さもさることながら定位置から少し前進守備していたこと、一瞬の判断で打球へ最短距離を走ったこと、すべてが必要だった超ファインプレーである!!

またダイビング後の復帰も素早く強肩もあって2塁ランナー小林は3塁へタッチアップできずに2塁に留まったのも大きかった

このあと石川は立岡を打ち取りチェンジ

結局5回74球で被安打3、与四球2、失点1で首位攻防戦で見事に仕事を果たした

正直もう1イニング投げても良かったかな、と思ったがどうやら石川は昨日から発熱があり今日も37度の熱があったそうだ

37度の熱があってあのピッチング、あのバッティング!!凄すぎるだろ!!

 

今年の石川は「精神的」にも「数字上」でも素晴らしい活躍を魅せてくれている

 

 

このまま勝ち継投で逃げ切れるかと思ったが簡単には行かなかった

6回は昨日2イニング投げている秋吉が制球の危ない球もありながらも本日最速148キロの威力のあるストレートと切れ味鋭いシンカーで3者凡退に抑える

7回は昨日1失点のロマンを投入。しかし制球が高めに浮いてしまい先頭打者長野に初球を安打されると

巨人はこの回を勝負所を睨み代打攻勢に出る

代打亀井にも甘い高めをヒットされてノーアウト1.2塁の大ピンチを招く

続く代打寺内にはバントをさせるがロマンが執念のピッチングでスリーバント失敗にしとめる

ここからが真中マジックであった!

巨人は代打に左打者堂上を送るとヤクルトはリリーフにサウスポー久古を投入

そう、ヤクルト先発サウスポー石川に対して巨人はスタメンに右打者を並べ、さらに右打者井端寺内を使ったため代打の切り札はほとんど左打者しか残っていなかったのである

そこで下位打線の代打攻勢に対して対左に圧倒的に強い久古を投入できたことが運命のように上手くハマった!

堂上を外のスライダーで追い込むと、外しかないと読んだのか堂上がバッターボックスの内側に立つのを見て中村は外へボールを2球続けた後最後は内角のストレートで三振に切ると

最後は代打アンダーソンも凡退に抑えピンチを乗り越えた

今季は終盤に進むにつれて久古の度胸が強くなってる気がする。間違いなく前半戦での防御率1点台の久古よりもこのシーズン終盤の今の久古の方が頼りがいを感じる

それはチームからの期待と責任から得た自覚と呼ぼうか

とにかく今、ヤクルトに久古健太郎ありなのだ!

 

これで7回を乗り越えあとはオンドルセクとバーネットで大丈夫か、と思いきやまだまだしんどい試合が終わらない

8回はヤクルトのセットアッパーオンドルセク

審判の判定に合わず制球に苦しむも先頭打者立岡を三振に仕留めるも次打者片岡に甘い高めをセンター越えのスリーベースヒットを打たれる

1アウト3塁というまたまた大ピンチである

しかもここからはクリーンナップ

しかし野球は確率のスポーツ。10割打者が存在しないようにどんな好打者でもミスショットはあるもの

坂本はまさに甘い球を打ち損じてキャッチャーフライに倒れる

これで2アウト3塁となるとヤクルトは早くも守護神バーネットを投入

昨日登板機会が無かったバーネットに回跨ぎを託す

4番阿部に死球を与えるも5番長野を三振に仕留めてチェンジ

早めに真中監督が決断してくれて良かった

 

 

そして最終回

当然マウンドには回跨ぎでヤクルト最強の投手バーネット

しかし試練はまだ終わらなかった

先頭打者亀井がヒットで出塁

嫌な雰囲気が出てくるが、そのピンチを振り払うのはやはりバーネットと中村のバッテリーだ

寺内のバントを簡単に決めさせまいと切れ味鋭いカットボールを投じると寺内のバントはキャッチャーまえに落ちて転がらず

中村躊躇なくセカンド送球!アウト!バント失敗である!!

これぞヤクルトが誇る扇の要!好判断で流れを引き戻す!

しかし巨人も食い下がる。代打の切り札高橋由伸が四球を選ぶと1アウト1.2塁のピンチでまだ試合は終わらない

 

ただしである

高橋由伸を使ったことで巨人の控え選手は代走の切り札鈴木のみしか残らず

言っちゃ悪いが加藤ごときに打たれるバーネットでは無い

ファールでフルカウントまで粘られるも最後はストライクゾーンにストレート勝負で三振に切る

こうなれば最終打者となる若き立岡も冷静では無くなったのだろう

バーネットの高速で落ちる変化球にバットが空を切り三振!!

ゲームセット!!!

バーネットが雄叫びをあげる!!!!!!!!

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今日の試合は投打ともに巨人の方が技術が上に見えた

しかしそれでもヤクルトは勝った

全てのキーは冷静さだったと感じる

ヤクルトには技術や戦力層の不利をひっくり返す作戦とそれを実行する冷静さがあった

安打数は巨人7に対してヤクルト5という数字からも

まさに『弱者の兵法』の勝利である

いまや野村ID野球はヤクルトの専売特許ではなく球界全体に広がって常識となっているものの

知識があるのと実行できるのでは天地の差だ

いまのヤクルトにはシーズン終盤での首位攻防戦で実行できる冷静さがある

この冷静さがヤクルトの成長の証ではないか

 

正直5回表1アウト1.3塁のチャンスで上田がサードランナーを帰す高いバウンドのゴロを打てるとは!!

あれなきゃ勝てなかった!!