ロマン&デニング退団のショック!しかしバーネット残留という可能性もあるのか??そして来年の5番目の男は誰なのか??
ヤクルトはオーランド・ロマン選手とミッチ・デニング選手とは来季契約を結ばないとの記事がでているそうです
うーん二人とも好きな選手だし戦力としても期待できると思うだけに記事が本当なら残念
かなり残念
年俸か戦力構成のバランスの問題なのか分からないし他球団からより良い条件のオファーがあるのかもしれない
”助っ人”外国人は傭兵であるべきだし、将来性や功労といった面はナンセンスだろう
そして何より野球の世界の厳しさというのは日本人選手よりも複数の国と球団を跨いできた二選手の方が分かっているのだと思う
ただ二人がいなければ今年の優勝はなかったのは確かだ
ロマンの2015年成績は
年間成績としては申し分ない
防御率もさることながら先発3試合含めるもののリリーフ中心で61試合78イニングは特出している
61試合はリーグ8位
78イニングはリリーフ選手では先発9試合登板した大瀬良(広島)を除けば堂々の1位
月間成績では8月に大きく成績を落としている
ただチーム事情から先発へ急転向したこともあるのでリリーフ一本ならばもう少し良い成績だったろう
この成績ながら自由契約となったのは37歳という高齢への不安要素は大きい
去年は救援陣の不調から臨時クローザーとして防御率0点台の大活躍かと思いきや怪我で16試合しか登板できなかった
今季も夏場から成績を落としたことから体力面に不安を与えてしまった
今期も編成上は5番目の男(外国人選手は一度に1軍登録できるのが4人まで制限されるため)と考えられていたがバレンティンの怪我による出遅れから開幕一軍を得られた
とはいえ契約のうえで最大のネックはやはり年俸との折り合いだったと信じたい
いくら高齢だとしても来年にはすぐ衰えるとも思えないし単年契約が基本の傭兵なればこそ来年の活躍を不安に思う向きはそれほどないのではなかろうか
ロマン自身は日本でのプレーを望んでいるとの事なので他球団で獲得があるだろうと信じている
デニングの2015年成績は
ヤクルトはバレンティンに続いてミレッジが故障で離脱したことにより外国人野手がいなくなってしまい急きょ独立リーグから獲得したのがデニングだ
年俸300万円台ともいわれ(実際は一軍登録選手への補償でもっと稼いだはず)安い早い救世主として(それなりに)期待された
結果としては独立リーグとNPBの壁から落ちる変化球に対応しきれず打率は残せなかったが前評判どおりの選球眼で高い出塁率を残し、また重要な場面での本塁打もありリーグ優勝に貢献してくれた
個人的には自由契約は意外だった
助っ人外国人としては物足りないというか失格レベルの成績とはいえ27歳という年齢とファームでは高打率を残し成長著しいこと、そして低年俸を思えば5番目の男として、いや6番目の男として残すかと考えていた
買いかぶりかもしれないが来季レギュラーを得る可能性もあるのではないかとも期待していたのでショックだ
二人には新天地での活躍を期待しているし、もしかしたらヤクルトと再契約あるやもしれない
それとこれに連動する話だが守護神バーネットの残留という可能性もあるような気がしてきた
メジャーからオファーが無ければヤクルトに残ると話していたしそうなればリリーフ事情も外国人選手事情も大きく変わる
新たな外国人選手として獲得されると予想されるハフ投手が加入となれば
バーネット、オンドルセク、ハフ、バレンティン、ミレッジで
ミレッジが5番目の男となるのだろうか
どちらにせよバーネット残留となれば何よりもの補強となるのは間違いない