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ラッキーだけで新垣今季初登板を勝利!!まあ秋吉ルーキオンドルセクの勝ち継投リリーフはちゃんとしてるな。打線がちょっと心配。ヤクルト6-4広島(現在のヤクルトのチーム状況もまとめてみました)

勝ちに不思議の勝ちありというけれど

タダで勝ちをくれたという試合だった

143試合もやってればこういう日もあるわな

 

 

2016年4月28日 ヤクルト6 対 4広島

勝利 新垣(ヤ)

敗戦 岡田(広)

セーブ オンドルセク(ヤ)

本塁打 安部1号(広) 菊池4号(広)

 

 

まず先に今日の試合の感想を

次に4/28現在のヤクルトというチームについてどれだけ悲惨かを記しておこうと思います

批判中心ではありますが、真中ヤクルトなら改善できると期待してますし

シーズン終了後に笑い話として見返すためにデータを残すだけです

 

今日は広島先発の岡田が初回から四球連発で6点くれたのが全てです

ドラフト1位ということでしたが今日は絶不調だったのか、ヤクルトでいうと去年の金伏ウーゴ並みのピッチングでした

引き継いだリリーフ九里は球は遅いわ、制球は悪いは、変化球はしょぼいわでまさに敗戦処理といった投手だと感じたのに、恐ろしいことに初回以外無得点で6イニング投げさせてしまいました

昨日の完封した広島先発野村もそうですが、ヤクルトの先発並みに球が遅くて制球の悪い投手にしてやられるのが今のヤクルト打線です

野村も九里も広島打線を相手にしていたなら5回5失点は確実だったと思われます

打てなくても出塁できる四球連発の岡田を先発にしてくれたのがラッキーでした

 

ヤクルト先発の新垣は調子悪かったと思います

制球が悪いのはいつものことですがストレートは140キロそこそこ。去年調子の良い日は140後半出てたはずです

しかし奇跡的に6イニング4失点で済ませました

何故あのセリーグ最強の広島打線を4失点で済ませられたのか不思議でなりません

私は4回から村中か中澤に変えるべきと思って見ていたので6回まで我慢した真中(高津)采配は見事としか言えません

たしかに魔球と呼ばれるスライダーだけは良かったです。一つでも決め球があるだけで成瀬山中とはこうも違うのかと教えられました

7回から無失点リリーフを成功させた秋吉ルーキオンドルセクは素晴らしかった

ルーキはピンチを招いたものの、相手があの最強広島打線のクリーンナップだったことを思えば結局無失点で切り抜けたのだし好リリーフと言えるでしょう

 

今日の試合についてはここまで。

 

 

 

 

さて

現在ヤクルトスワローズというチームは危機的状況にあります

4/28で27試合を終えて5位、借金4つではありますが、昨年のような最下位からの優勝を期待できる気がしません

 

何故か?

 

 

●先発がヤバい

まず4/27までの投手成績をみると

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(出典:プロ野球ヌルデータ置き場様)

 

驚異のチーム防御率5.43(去年3.31)

震撼のチーム被本塁打36

しかしそれ以上に注目すべきはホールドポイントがリーグ平均(20)を大きく下回る14しかないこと

救勝3と救敗3はリーグ平均と一緒なのでホールド状況でリリーフが打たれるというよりはビハインドゲームが圧倒的に多いということだろう

言うまでも無く全ファンが知っている事だがヤクルトは先発が仕事をしていないのだ

 

既に開幕ローテであった館山&成瀬&デイビースの3人が故障や不調でファーム落ちしている

去年はチームで3番目にイニング消化してくれた石山も故障中で復帰未定である

つまり既にローテの半分は入れ替えが始まったということだ

盤石ではないとはいえ信頼されている小川石川原が同カードに集中しているのも少しバランスに欠く

 

とはいえ先発が足りない事情は多くのチームが抱える当たり前の問題でもある

ただヤクルトはちょっと慢性的に壊滅的状況が続いているだけだ

ああしろ、こうしろ、という解決案は思いつかない。

球団が10年以上苦しんでいる問題であり、思いつくような解決法はあらかた試したはずだ

強いて言えば高津コーチが提唱した『リリーフで勝つ野球』というのが最も効果的な策だったということだ。事実それが功を奏して去年はリーグ優勝できた

 

あとアイデアがあるとすれば広い球場に移転して被本塁打を減らすくらいしかない

というか簡単に本塁打が出る神宮球場が先発投手を育てない気がするのだが、同じく本塁打の出やすい東京ドームの巨人が投手王国なのを見るにやはり関係ないのかもしれない

 

助っ人外人も先発はイマイチ活躍しないし

FAで成瀬では無く中田賢一の時に大枚はたいて獲得すれば良かったか

 

 

 

●打ってる割に得点できない

まず4/27までの打撃成績をみると

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(出典:プロ野球ヌルデータ置き場様)

 

チーム打率.278のリーグ2位は立派

1番から5番まで打率がほぼ3割超えており、7番を打つ大引は打率4割超えという鬼の打線。特に球界の至宝の山田哲人は本塁打出塁率、盗塁で現在1位である

チーム四球数はリーグ1位でありチーム出塁率もリーグ1位

打撃のチームにふさわしい数字だ

 

しかしチーム得点107はリーグ3位で印象の割に少し寂しい

何故得点できないのか?

チーム得点圏打率が.261(4/28時点)でリーグ3位

というのも問題だが深刻なのは

チーム本塁打数がたったの18である

今日(4/28)は中日が3本も本塁打を打ったので、これで堂々のリーグワースト1位の本塁打数となった

本塁打の出やすい狭い神宮球場をホームとしながらこれは酷いというより不味い

あれだけ投手がバカスカ本塁打を打たれているのにウチのチームは柵越えせずにコツコツ塁を進めてしか得点できないのである

ホーム球場に適した戦い方が出来ていないのだ

 

 

そして隠れた問題がもう一つ

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(出典:プロ野球ヌルデータ置き場様)

 

注目すべきは1イニングの得点数分布においてヤクルトは4点以上が少ない

同じような傾向にある巨人とDeNAは守りのチームである

ヤクルトは攻撃のチームでありながらビッグイニングを作れていないのだ

去年はチーム打率リーグ1位にふさわしく4点以上のイニング数もリーグ1位であった

 

 

 

 

正直投手事情についてはすぐに解決は出来なそうなので

打線の問題解決に取り組むべきと考える

とにかく球場にふさわしい野球。

とにかくチームにふさわしい野球。

それをおこなうべきである

 

すなわち

○ホームランをガンガン打つ

○雑魚投手をボコボコにしてビッグイニングを作る

 

今シーズン中に改善できればそれでよし

出来なければ改善できるように戦力を編成し直すべきだ