2016年振り返りアニメ一口レビュー冬期(1月~3月)
久々のアニメレビューというよりこんなの観てたなぁという視聴メモです
2016年の目標は信仰心でした
最近ちまたでは年取ってアニメ見るのも疲れるなんて申すものあれど信仰心があれば無問題
アニメにゲームに野球に信仰心をもって楽しもうという固い決意だったのです
……その結果は……
ちゃちゃっといこう
冬期(1月~3月)にテレビで放送されたアニメで観てたのはこんな感じでした
分割2クールの2クール目
原作は少女漫画雑誌『LaLa』で連載中。白泉社40周年を記念してアニメ化した『それでも世界は美しい』『暁のヨナ』に続く3作目であるこの『赤髪の白雪姫』が一番面白かったです
というか2016年のTVアニメで一番好きだったかも
俺は基本的にアニメを観てるときは作画だのレイアウトだのタイミングだの撮影だの気にしながら見るという上から目線視聴で楽しんでいるのですが
『赤髪の白雪姫』はなんというか主人公の白雪ちゃんが可愛過ぎてですね、萌えですた
少女漫画のイメージって『彼氏彼女の事情』や『はちみつとクローバー』みたいなのって位だったのですがこのアニメでガラッと変わりました
さわやかで強さと可憐さを併せ持つ理想主義者の白雪は俺の求めるフィクションのヒロイン像にピッタリでした。原作版は見た目ちょっと男っぽすぎに思えますがアニメ版はその辺を上手く緩和してほんと最高
『LaLa』で連載されている漫画はユニセックス的な人物描写上手いの多いです
このアニメをきっかけに少女漫画に興味が出たので少女漫画雑誌比較考察記事なんか作ろうとしたんですけどお蔵入り中です。いつかちゃんとまとめねば。
あと白泉社さんはいつか池ジュン子先生の漫画もアニメ化してください
○少女たちは荒野を目指す(制作:project No.9)
原作者の田中ロミオさんのファンなので観てました。まあ結果はなんつーか……ね
記憶も朧げ。やっぱり予算潤沢なリッチなアニメの方が見応えあるもんな、と思ったり。美少女ゲーム原作アニメはあらゆる面で苦戦してますね
制作会社の公式サイト(特に公式ブログ)を見るだけでヤバいのはわかります
それでも最後まで視聴したのは信仰心の賜物です。でもさっそく大いに信仰心が揺らぎましたね(笑
○無彩限のファントム・ワールド(制作:京都アニメーション)
京アニ信者なので。相変わらずTVシリーズのクオリティでは無いっす
しかし信者たちはこういう企画求めてないんじゃなかろうか?
日常ものなら『日常』『たまこまーけっと』のようにデザインの狙いを絞ってる方が良い
演劇の回は素晴らしかったです
毎週大爆笑しながら観てました
京アニと比較されることも多いPAワークスですけど、頭が狂ってるのはPAワークスです
一部アニメファンから企画脚本デザインについて求めているものから京アニはズレていると言われるのに対して、PAワークスははみ出していると言えます
しかも半端なはみ出し方ではありません。ぶっとんでます
京アニは「わざと」「狙って」やるのに対してPAワークスは「素」です
似ているようでものすごく遠い。現代と江戸時代くらいの感覚の差がある
単話構成、タイミング、台詞回し、狂ってます
前衛芸術かもしれません。
『ハルチカ』も演劇の回がありました。部員の狂った描き方がリアルで最高でしたね
ここから2015年秋から続く2クールもの
大ヒットアニメ。面白かったけど2クール目はネタ切れ感というかスタッフの情熱が薄れていったような。。。
ギャグ漫画家って大変なんだなと思いました
○ハイキュー!!セカンドシーズン(制作:Production I.G)
原作から面白いけどアニメも凄い良い。普通のアニメに比べて根本的にカットも動画枚数も段違いに多い。ブロードをアップでなく引きで描くとか怖いほどの手間。京アニもそうだがカメラがぐりぐり動くのは全部手描き。やはりこのリッチな絵を支える売上げは正義ということなのか(笑
長井龍雪監督の狂信者なので血眼になって観てます。いやー面白いぜ鉄血