東京シリーズは2連勝で幕開け!昨日はブキャナンの好投と打線が噛み合い、難敵菅野を攻略!今日は石川乱調も打線大爆発の15得点で快勝!!
2018年4月6日 ヤクルト6-0巨人
ヤクルト先発はブキャナン
8回 119球 被安打5 与四球3 奪三振6 失点0
まさに完璧な投球内容と結果である
ブキャナンが現ヤクルトのエースと言って間違いないだろう。投げているボールだけでなくメンタル面でも素晴らしく、常にチームに好影響を与える選手だ
ヤクルト選手もファンもブキャナンを『家族』と思ってる
そのブキャナンはなんと3ベースヒットも打った。大量リードでの7回ということを考えれば全力疾走する必要は無かったかもしれないが、ブキャナンは全力で走ってくれた。この彼の姿勢がチームにどんな影響を与えているか。今年のヤクルトはとにかく走塁意識が高い。一つでも前の塁へと進もうと言う意識を選手全員が持っている
野手は青木のタイムリーツーベースが口火を切った
巨人先発の菅野は去年対ヤクルト負けなしということもあり、ヤクルトにとっては苦手意識があったかもしれないが、帰ってきたメジャーリーガー青木が痛烈なツーベースで払拭してくれたのだ。この日、青木は猛打賞と絶好調だった
そして今季まだ打撃の調子が上がらない山田が2回にあわやホームランとなるタイムリースリーベースを打つと、5回には完璧な弾丸ライナーでレフトスタンドに放り込むホームランを打った
山田の復活で一気に打線が分厚くなったと感じる。走塁と守備でも全力を出すバレンティンといい、強力打線と言っていいはずだ
2018年4月7日 ヤクルト15-8巨人
驚異の15得点の打線大爆発だった
巨人先発田口が大乱調で初回先頭から3者連続四球で満塁になると4番青木、5番畠山の連続タイムリーヒットに加えて6番荒木の併殺の間に1点とって、初回から4得点した
4点リードなら安全圏だろうと思いきや、ヤクルト先発の石川がこちらも大乱調で打たれる打たれる。3回で7失点して逆転を許してしまった
かなり嫌な雰囲気だったが、今年のヤクルトは主力だけでなく伏兵も強い
逆転された直後の3回裏、畠山に代わっていた上田が2ベースヒットで出塁すると6番荒木がレフトスタンドに放り込む2ランホームランで1点差に追いついて見せた
4回裏の先頭山田がレフトへの2ベースで出塁すると2番西浦の犠打で1アウト3塁の同点のチャンスを作る
3番バレンティンが四球を選ぶと、4番青木の打席で巨人のリリーフ谷岡がワイルドピッチして山田がホームイン。同点になる
さらにバレンティンも3塁にいたので青木がきっちりレフトへ犠牲フライを打って勝ち越したのである
今年のヤクルトは確実に点を取るのが上手い
この後もヤクルト打線は打ちまくり西浦のホームランもあって計15得点したのだった
注目はやはり伏兵である
西浦 3打数3安打2四球2打点1本塁打
荒木 4打数2安打1四球2打点1本塁打
中村 3打数1安打2打点
廣岡 5打数5安打2打点
相手先発投手が不調、リリーフは敗戦処理ということはあるが、打てる相手からしっかりヒットを打てることは重要だ
長いペナントレースを制するには勝てそうな試合は勝つことが必須だからだ
ヤクルト先発の石川はちょっと擁護のしようのない結果だったが、引き継いだリリーフは大健闘してくれた
特に4回と5回を無失点に抑えた風張は本当にナイスピッチング!
勝ち継投入りにはまだ信頼が足りないとも思うが、三振を取れる威力のあるストレートは魅力。正直ここまで成長するとは思ってなかった
高津二軍監督の手腕は見事かもしれない
貯金を決める良い週末です