『夜ノヤッターマン』とはなんなのか①
『夜ノヤッターマン』第一話視聴時点での考察感想です
2015年冬にスタートしたタツノコプロ制作TVアニメーション『夜ノヤッターマン』
■新生タツノコプロが観てる原風景
70年代のアニメを原作としたリメイクですが同作リメイクの2008年版と違いさらに大胆にアレンジされています
『夜ノヤッターマン』は観てると懐かしい感じがしますね
でも私ヤッターマンの原作観たことありません。それなのになぜか?
おそらく『夜ノヤッターマン』が90年代後半~00年代前半のクリエイティブやデザインを原風景としているからではないでしょうか?
ぶっちゃけ『フリクリ』に近い(元ガイナックスのスタッフも多いしな)
タツノコプロと言えば老舗中の老舗ではありますが、00年代には長らく制作元請から外れていた時期があります。そこで発生した断絶がにより、過去培ってきた技術や文化の継承に失敗しているのではないか。強いて言えば2008年版ヤッターマンが技術継承のために作られたのでは?なんて妄想も出来るのです。
そして現在の新生タツノコプロは完全に新たに集めた人員で、主戦力は20代から30代という極めて若手で構成されているのです。だからそもそも原作放映時に生まれていない人もたくさん。
というわけで、『夜ノヤッターマン』スタッフにとってのクリエイティブの原風景は90年代以降になるんじゃないか、と。
続きます(多分)