読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アニメ?ゲーム?語る?(仮)……というのはうそでほとんど東京ヤクルトスワローズの話ばかりするブログ

アニメやゲームについてヨイショしたりヘイトしたりするブログ……というのはうそでほとんど東京ヤクルトスワローズの話ばかりするブログ

ライアン小川VSロペスの名勝負が勝敗を決した。ヤクルトスワローズ3-1DeNA

とんでもない試合だった。

ライアン小川が6回まで完全試合

その裏0-0の均衡を破る、雄平のホームラン。

何よりも5回表の小川VSロペスにて12球のすえ打ち取ったあの場面は語り継がれてもおかしくない名勝負だった。

 

まさにエースと四番の意地で勝ち取った勝利。

f:id:saboon:20150417232014j:plain

2015年4月17日 ヤクルト 対 DeNA

試合結果

 

 まず前提として今年は飛ばないボール(通称:濡れたスポンジ)を使用していると噂されるほど、どのチームも長打の無い状態であった

しかし一昨日からはかなり点の取り合いが起こっており、またボールが変わったという噂、暖かくなったからボールが飛ぶのだという噂が出た。

 

真相はどうあれ、これまでより投手にとって厳しい試合が予想されていたわけだ

ちなみに神宮球場は雨で冷えていたし、風もホーム側に吹くという空気を読まない環境であった。

 

まず先にチャンスを得たのはヤクルト。

2番田中浩、3番川端の連続ヒットで1.3塁を作る。

しかし4番雄平はDeNA井納のストレートにタイミング合わず三振、後続も倒れた。

 

これまで今年の雄平はいい当たりでも打球速度が失速して外野の頭を越えないことが多いためか2ストライク後はフルスイングを止めて当てに行くバッティングで三振および四球を減らし、単打が増えていた。

今日の第一打席、雄平は2ストライク後にもフルスイングで三振した

 

おそらく真中監督(杉浦コーチ)から追い込まれてもフルスイングするよう指示があったのかもしれない。

 

今日の井納はコントロールはそこまで良くは無かったがストレートは速かった。

ヤクルト打線は度々ランナーを出すも得点には至らず。

 

川端が死球で出塁して1アウト1塁にて

やはり井納のストレートにタイミング合わず

雄平はここでも2ストライク後にフルスイングで三振。しかも三振ゲッツーという最悪の結果になってしまった

 

ヤクルト小川は変化球の精度は良くなかったが、コントロールが良くてフルカウントになってもストライクゾーンにストレートで勝負することが出来たため無四球、無被安打でゲームを進めていた。

 

そして5回表先頭打者は強打者4番筒香。

変化球がボール先行して3-0というピンチ。

そこからストレートの力勝負でストライクを取り続けて、最後は本日最速147キロのストレートで空振り三振。ギリギリの中でライアン小川が勝った。

しかし心休まる暇も無く、現在本塁打王であるロペスとの対戦に移る。

変化球で2ストライク2ボールに追い詰めるも、最後のストライク一つが取れない。

ストレート

スライダー

カット

カーブ

フォーク

全てを捕らえてファールするロペス。

カウントは追い詰めているものの、ロペスはかなり強い当たりのファールを打っており、失投すればホームラン。そうでなくてもいつヒットを打たれるかもしれない雰囲気であった。

あきらかに熟考しているキャッチャー中村。

ロペスもたびたびタイムを取り打席から離れてタイミングを取る。

並みのバッテリーなら四球覚悟の逃げのピッチングを選ぶだろう場面。

 

そのプレッシャーの中、12球目、本日まだ1球も見せていないチェンジアップをストライクゾーンに放りロペスのタイミングを外してセカンドフライ!!

 

 

 普通は逃げてもおかしくない場面で球威の無いチェンジアップは長打の可能性も高い危険なボールだったはずだ。

しかし中村と小川はリスクを選んだ。

なぜならエースだからだ。

どんなにピンチだろうと絶対に真っ向勝負を仕掛けなければチームをエースとして引っ張ってはいけない。

ピンチでも勝負が認められるのもエースだが、逃げることが認められないのもエースなのだ。

そしてエースが勝った。

 

 

 

そして運命の6回裏

先頭打者、本日2三振の四番雄平

 

井納は初球を除いて全てストレートで勝負。

フルカウントでDeNAバッテリーが選んだ球はアウトハイの釣り球となる全力のストレート。

間違いなく井納のストレートは速かった。

コースも完璧。振ればほとんどのバッターは空振りになるだろう球。もしバッターが勝つには見逃しで四球しかないだろうという球。

しかし雄平は迷わずフルスイングした。

そして芯で捉えた打球は左中間に高く上がり、ギリギリスタンドに入った。

 

まさに四番の仕事だった。

2三振しながらもフルスイングする資格と相手投手の決め球を仕留める責任が四番にはあった。

 

結局この回、井納は立ち直れず安全パイの9番小川にまでタイムリーヒットを許して3失点。勝負は決まった。

 

 

エースと四番が自覚を持って一番難しい役割を果たす。

これが今年のヤクルトだと実感した試合だった。