デニングがグランドスラムで2試合連続お立ち台!!ヤクルト8-4ロッテ
やっぱり山田はすごい!先頭打者ホームラン&同点ホームランという打ってほしい場面でのホームランはまじですごい!
そして勝負を決めたデニングの満塁アーチ!
昨日の試合から連続でリリーフとして働いた
秋吉-オンドルセク-ロマン-バーネット
もありがとう!!
ヒーローインタビューを受けるデニング選手と山田選手
2015年6月7日 ヤクルト 対 ロッテ
最近は勝つことに飢えてますからね(ファンが)
基本的に褒める姿勢でブログ書きますよ^^
(まあ問題児が数人いるんですけどね)
今日はね、結構レベルの高い試合でしたよ!!
点数の割に前半は完全に投手戦でしたし、どちらのチームも
1点の重み
を承知したうえでいかに1点をもぎとるか、というプレーの連続でした。
ロッテ側でいうなら
4回表ランナー1.2塁で打者クルーズでありながらヒットエンドランを仕掛けたところ
結果、クルーズの打球は三遊間を抜けるコースヒットになったわけだけど、1塁ランナーが3塁まで進塁したことで次打者のセンターフライ(上田ファインプレイ)が逆転の犠牲フライになった
3回までノーヒットに抑えられていたロッテ打線とはいえだクルーズにヒットエンドランのサインを出すとは恐ろしさを感じる
ヤクルト側でいうなら
2点ビハインドの5回裏ランナー2.3塁で打者上田がセカンドゴロで1点を取った場面だ
決して好調ではない上田が最低限の働きを見せてくれた。
やはりヤクルト打線も4回まで2安打に抑え込まれていただけに、後ろのクリーンナップに託すのではなく、凡退だろうと1点もぎとってくれたからこそ試合の行方がわからない状況にできた。先発小川を既に下げたここで1点差に追いついてくれなければ勝ち継投のリリーフを準備できなかったかもしれないのだから、とんでもなく大きな1点であった
さらにヤクルト側でもうひとつ
7回裏先頭打者の山田が同点ホームランを打った直後、打者上田が1塁側に強くプッシュするセーフティバントを決めた。ここまで無安打の上田だが冷静に頭を働かせた。ロッテ投手カルロス・ロサが山田に同点アーチを打たれて動揺していただろうことを見抜いたうえで足の勝負に出たのだが、これが単純なヒットに留まらない好影響を与える。
続く川端がショートへの内野安打。無安打の中であっという間に2ストライクに追い込まれてしまった状態での技ありの片手打ちであるが、上田の足が無ければ2塁フォースアウトの可能性が高かったので助かった。
そしてノーアウトランナー1.2塁で絶不調の雄平がセカンドゴロを打つ。完全にゲッツーコースであったが、1塁ランナー川端がタッチアウトを避けて塁間でストップ。ロッテセカンドのクルーズは結局ファーストへ投げてアウト1つを選んだ。中継の解説でも言われていたが、クルーズが2塁へ投げてゲッツーを取ろうとすると2塁ランナーの上田が本塁帰還を狙っていたので出来なかったのだろう。
ノーアウトだったからこそ、1点を争う試合だったからこそ、どちらのチームも併殺よりも1点を選んだのだ。
しかしこれがロッテにとって大きなアダとなり、畠山に四球を与えて満塁にした状態でデニングに甘い球を放り、4点差と大きく突き放す決勝本塁打となった。
どちらに勝利が転んでもおかしくない展開だったが、ヤクルト鉄壁リリーフ陣を両チームともに意識した戦いであり、そこがヤクルトにとって有利だったのかもしれない。
両チームともに選手がベンチの采配や作戦を理解しての頭脳プレーありのレベルの高い試合であった。
いやーまさか上田がこんなに頭がいいとはね^^