今季セリーグ初完投は我らがスワローズエース小川!!無四球完投勝利で最高のゲーム!!ヤクルト4-1中日
30日は成瀬の6回1失点で好投と打線爆発で勝利したものの期待のリリーフ秋吉が絶不調&徳山インフル発覚で渋くなり
31日は延長引き分けで連投の秋吉以外リリーフ使い切ってしまう
明らかにリリーフ状況が深刻ななかで
完投勝利という理想的なゲームを作った小川泰弘
これぞエースと呼ぶにふさわしい投球であった
2016年4月1日 ヤクルト4 対 1中日
勝利 小川(ヤ)
敗戦 大野(中)
本塁打 山田2号(ヤ) 平田1号(中)
昨日は現地観戦でしたが、もうね。延長で5時間越えで消耗しきりました
まあ引き分けだったので最悪の展開は免れたとはいえ、(誤審やマテオの投球練習など)審判がしっかりしないせいで後味悪かったですね
だからこそ
だからこそ今日の勝利は本当に本当に本当に嬉しい最高のゲームでした
9回117球 被安打3 被本塁打1 無四球 奪三振6 失点1
ライアン小川最高です!!
今日の小川は何が良かったかってやっぱりストレートでしょ
スピードガンの球速は平均130キロ台後半といつもより遅いかもしれないくらいだったけど伸びがすさまじく良かった
映像で観てても全然球が落ちずにまっすぐミットに入るんですよ
あれこそが小川のストレート。オーバースロー投手が力強くスピンをかけたフォーシーム
観てて美しい軌道
立ち上がりから表示される球速は130キロ台だし制球は高めに浮いているように見えるしで調子が良さそうには見えなかったが、まあある意味いつもの小川ともいえるし粘って投げる(ピンチでギアを上げて切り抜ける)だろうと思ってたが、いやはや御見それしました。全く危なげなく完投ですよ
何度も言うけどストレートです
中日打線はおそらく一人もあのストレートの軌道をシミュレーションできずに試合終了したと思う
高めに浮いてもミートポイントをずらせるからフライを詰まらせることが出来た
そしてフォーク
立ち上がりはフォークがバンバン決まった
あんなに落差の大きなフォークが投げれたのはやはり調子が良かったのかも
立ち上がりから序盤はストレートとフォークのコンビネーションでOKでしたね
4回裏に山田のソロホームランで先制点を得ると
中村のリードは中日打線2順目は変化球を多用するのですが、5番平田に甘く入ったスライダーをレフトスタンドに運ばれてしまいました。失投でしたね
先制してすぐに同点にされゲームの流れが相手に行きそうなのを止めたのはやはり山田哲人。ヒット性のゴロをファインプレーでアウトにして小川を立ち直らせます
本塁打のすぐ後のファインプレーだったこともあってヤクルトはやはり山田のチームだ、と観客も対戦相手にも印象づけた
またまたそのすぐ後である5回裏に中日エース大野の制球が乱れ始め、打撃の調子がよくは無い下位打線の7番西浦と8番中村に連続で四球を与える
9番小川がバント失敗するも、1番坂口のセンター前タイムリーヒットで1点
2番川端のセカンド強襲安打&エルナンデスの送球エラーで更に1点追加
再びヤクルトが勝ち越す
ただこの回は小川がランナーとして本塁まで走っていることもあってピッチングに影響しないか心配だったのですが、運も味方して先頭打者が9番大野からだったんですよね
ボールが先行したもののしっかり息を整えて修正でき3者凡退に抑えます
もうここからの小川は完璧な投球だったといっていいでしょう
球は高かったけどコースは間違えないし、変化球はカット、スライダー、フォーク、チェンジアップ、シュート全部を勝負球として使えましたし、ストレートのキレも変わらず
観てて打たれる気はしなかったですね
リードしてることもあって中日打線に焦りがあったのも好材料でした
そう今日の小川はスタミナロールが完璧だったのです
6回からはランナーを一人も出さず、8回終わって投球数101球ですから体力も精神力も余力があるくらいでした
9回でもフォークをしっかり落とす握力は残ってるし、何よりストレートがまだ141キロも出ましたから
ここまで力を抑えて投げてたことに驚きましたね
ほんと凄すぎでしたよ今日のライアン
もちろん小川に余裕を持った投球をさせられたのはしっかりリードを作れたことが大きいです
難敵大野からは簡単に得点できないと思われる中での山田の先制アーチ
そして四球で作ったチャンスを2度もものにした坂口
更に言えば守備もヤクルト側は盤石でした。山田と西浦のファインプレーもあれば外野も内野も安定した守備をみせてましたからね
逆に中日は守備ミスが失点につながってましたから守備力の差で勝ったとも言えます
野手の働きがあってこその勝利です
何でしょうね。今日のエース対決に理想の試合運びで勝てて本当に嬉しくてですね
何かいろいろ(開幕4連敗)なことが許せました(笑