ついに交流戦初勝利！！ルーキをはじめリリーフの不安定さは気になるが早めに秋吉継投は好印象。それはそうとロマン獲ってほしい。ヤクルト9-6ロッテ
何はともあれ勝ち試合は嬉しいもの
2017年6月11日 ヤクルト9-6ロッテ
何にしてもやはり中4日で先発を任され7イニング2失点（自責1）と好投したブキャナンを一番に労いたい。まさに神助っ人と呼ぶにふさわしい安定した好投を続けている
近年は中々良い先発投手を獲ってこれず助っ人スカウトも気にしていただろうがきっとスカウトも一安心だろう
冷静さと熱さを併せ持ったピッチャーに相応しい性格も魅力だ
今日はロッテ先発のドラ1ルーキー佐々木の立ち上がり攻めて初回7得点と打線爆発
リリーフ投手陣は厳しいロースコアゲームが続いていたなかで疲労が溜まっているかもしれない
7点リードで8回を任されたルーキは3連続四球でピンチを招き更に角中にタイムリーを許した
仕方なくワンポイントで久古投入＆スクランブルで秋吉も投入となった
その秋吉も2連続ヒットを許してしまった
結局この回だけで4失点
それでも5点差の8回2アウトから秋吉を投入した采配は良かったと思う
球数節約など考えて9回秋吉を諦めず粘るとさらに点差が縮まってから秋吉登板ということになると余計秋吉の負担が大きくなってしまう
リリーフ陣負担減のために高津が考えたリリーフ当番制は結局成功しなかったが考え方自体は理にかなっている
疲労が溜まって結果が残せないリリーフが表れている今こそ出来る限りその日に決めた投手に試合を託すという方針はかなり好印象だ
ここまでバレンティンの離脱もあって何度か打順が変わっている
6月9日には2軍で本塁打トップの期待の新星である廣岡が今季初スタメンで起用されるなど真中監督もいろいろ試しているが交流戦平均得点1点台と苦しんでいる
今日の打順は
1.（左）坂口
2.（中）上田
3.（二）山田
4.（一）大松
5.（右）雄平
6.（指）グリーン
7.（遊）大引
8.（捕）中村
9.（三）藤井
正直打順を組み替えてどうこうなるほど調子のよい選手もおらず手の打ちようが無かったが今日に限れば4打点をあげた2番上田起用が大正解であった
一方、初の4番起用となった大松はこれまで打率は低いものの出塁率の高さや長打力もあって打席の内容が良かったものの今日に限れば4タコで先発唯一ノーヒットだ
そんなわけで真中監督も賭けてみたくなる選手がおらず采配が難しいとは思うがそれでも77打席起用されている藤井に注目してよいのではないだろうか
77打席はチーム内で9番目という高さであり藤井にとって既に2017年は大躍進といえる
打率は.250でOPS.586と数字は良くは無いが6月に限れば打率4割という好調に加えて守備でも常にハッスルプレーであり観ていて気持ち良さがある
プロ初本塁打を放つなどパワーもついてきており、これであと3年若ければ期待の若手として長い目で見れるのだが既に28歳という年齢は今活躍しなければプロとしての将来は大きく狭まってしまうか。レギュラーに上り詰めるか三輪のような便利屋となるか分岐点である
とにかく藤井には頑張ってほしい。応援している
それはそうとオレが考える今ヤクルトフロントにできる補強として
オーランド・ロマンを押したい
というのも気づけば投手陣事情が火の車になってしまったからだ
開幕先発ローテを任された小川、山中が怪我で登録抹消
館山は2軍では好投できても1軍では通用していない
由規はまだ肩の心配もあり中10日を維持している
ドラ1ルーキー寺島もなかなか怪我が治らず
そういえばジュリアスも怪我で2軍で1イニングも投げていない
そんな中、ついに今週は先発の駒がつきルーキー中尾初先発、ルーキー星を中5日、ブキャナンを中4日とスクランブル体制とあいなった
今のヤクルトにおいて最大の不安はこれ以上怪我人を出すことだと思う
だから投手を厚くすべきと思う
しかしシーズン途中で加入させられる投手などたかがしれているのも事実
助っ人野手であるが一昨年去年と独立リーグからデニング、ジェフンと獲得したが……まあ値段相応の活躍だったと思う（デニングはかなり好きな選手だったし彼がいてこそ勝てた試合もあっての優勝だったのだけど）
シーズン途中に加入させられてなおかつ安定と実績に期待できる投手となればオーランド・ロマン（38）しかいない
1軍で通用するかといわれれば厳しい見立てをせねばなるまいが、もしかしたらいける気もする
去年のペレスとよかは活躍できると思う
それに長年ヤクルトにいたからコミュニケーションも問題ないし、ロマンのアドバイスがオーレンドルフやギルメットを開花させるんじゃないか？
いまでも30イニングを防御率3点台後半にまとめる力はあると思うのでロマンとってください
