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完全な形で勝利!!MVPに藤井&山田!!ヤクルト12-3

2017年5月11日 ヤクルト12-3

先発石川がしっかり調整をして今度は炎上せずに5.1イニング2失点にまとめ

スーパーリリーフ近藤が大ピンチをピシャリと完璧に抑えルーキ石山秋吉に繋ぎ

山田は4安打と完全に復活

雄平も4番の役割を果たし、得点に繋がる進塁打から山田が敬遠された直後にタイムリーツーベースを打ち4打点

バレンティンも2安打1打点

他の野手もスタメン野手全員安打

 

そして何より最近2番サードでスタメンに抜擢されている藤井が遂にヒーローインタビュー!!

広島先発の福井から多くの観戦者は打てないと思う中で勝ち越しタイムリーをライト前に運ぶと

5回ノーアウト1塁で福井のバントを猛チャージで小フライでキャッチするとすかさず一塁に投げてゲッツーを完成させた

ファースト側への小さなフライをサードの藤井がキャッチする姿はまさに忍者!!

 

川端、畠山の復帰が遅れる中、サードとファーストは予想を裏切る低レベルな戦いが繰り広げられてしまっていたが、藤井といい武内、大松とここに来て良い競争が始まっている

ビッグベースボールの時代に移るか!?パワーが求められる野球。生まれ変わろうとする東京ヤクルトスワローズ。それはそれとして負けました。。。ヤクルト7-8広島

ビッグベースボールの波が来ている

 

交流戦開始以降、パリーグセリーグ陣に対して優勢と言われ続け、その最大の原因と言われるのは投打においてパリーグの方がパワーがある、というものだ

 

何故パリーグはパワーがあるのか。という原因として挙げられるもので主要なのは

 

・審判のストライクゾーン判定が狭いため制球よりも球威で押すパワーピッチになる

・DH制

・ドラフト競合でパリーグがくじを当てている

 

このうち審判のストライクゾーンについては2011年からセ・パで審判が統合されたので影響は無くなっていくだろう

ドラフトはくじ運としか言いようがないので何とも言えない

DH制については一番議論に上がるが制度を変えるのは異論も多いかもしれない

 

これらセ・パ格差とは別に近年の野球においてパワーが求められるようになった原因がある

守備シフトである

 

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ありがとう大松!サヨナラホームランで延長戦勝利!!ヤクルト3ー2広島

2017年5月9日 ヤクルト3ー2広島

ヤクルト先発ブキャナンは本当にいい。球威制球変化球とどれも高いレベルで安定しておりなおかつ状況に対するメンタルの強さもある。

それでも相手は強力広島打線。2回にエルドレッドにソロホームランを浴びてしまった。

 

広島先発野村の好投に苦戦する中で4回に大引ツーベース、山田タイムリー、雄平タイムリーツーベースと連打がはまり2点取り逆転!

しかし5回以降は広島投手陣から安打すら打てない状況が続いてしまう。

 

1点リードを守る緊迫の中でもブキャナンの好投に期待がかかる中、8回ツーアウトまで抑えながらも菊池にタイムリーを打たれ同点。後続はルーキが抑えた。

ブキャナンは7.2回被安打5被本塁打1与四球2奪三振10失点2

結果的には8回から勝ちパターン継投が正解であったがブキャナンの出来が良すぎて誰でも続投させただろう

しかし野球は怖い。あとワンアウトでスタミナが切れ急に球威制球が落ちてしまった

先週の完封ペースのピッチングを続けていた小川が8回に味方のエラーもあってランナーを貯めてグラスラ食らったのを思い出した

 

先発投手の継投タイミングは本当に難しい

 

それでもリリーフを任されたルーキがピンチを奪三振で切り抜けると

秋吉石山と勝ちパターン投手がノーヒットに抑えると

11回12回の2イニングを近藤が素晴らしいボールでこれまたノーヒットに抑えた

今日の影のヒーローは2イニングを完全に封じた近藤である。去年八木とのトレードで加入した男だが今年になって想像以上の投球を見せてくれている

 

そして打線は5回以降ノーヒットに抑えられていたが

延長の最終回12回に代打大松がサヨナラアーチを放った!

トライアウトで拾われた男が完璧なMVPである

ありがとう大松尚逸!今年の代打の切り札も頼もしい!

エース&セットアッパー&クローザーの魂がこもった熱投でロースコアゲームを制する!ヤクルト2ー1巨人

2017年4月29日 ヤクルト2ー1巨人

現在最下位に沈んでいるヤクルトスワローズの最大の原因は打線不振

特に巨人相手に対しては開幕以来無得点という状態

更にリーグ1位の防御率だった投手陣も綻びが出てきてしまい安定した投球を見せていた山中ブキャナン石川が炎上し出す始末

 

もはやファンからすれば最後の砦と化したエース小川に全てがかかった試合だった

勝つにはゼロ点に抑えるしかない、試合開始前からそういう雰囲気だったし小川中村バッテリーもそのつもりの配球だった

初回先頭打者立岡にツーベースを浴びていきなり緊迫のピンチになる

しかし今年のライアン小川はランナーを背負ってから強い

1アウト3塁で坂本を球威で押して浅いレフトフライに抑えると4番阿部をインローの145キロストレートで空振り三振に仕留め切り抜けた

坂本阿部に徹底して内角攻めのパワーピッチングだった

最小失点ではなく無失点を狙って実行出来る。打線不振がエースと正捕手を育てたんじゃないか

2周り目からは変化球でかわす配球と要所要所で球威あるストレートを交えて巨人打線を翻弄した。中村のリードは素晴らしく小川はその要求に完璧に応えるコントロール抜群だった

緊迫の投手戦が多い今年一番疲労が溜まるのはキャッチャー中村だと思うが一番燃えているのも中村かもしれない

強気のリードだけでなく強気のジェスチャーで投手の強気を引き出す

間の取り方やポジション指示も上手く打撃も良い

俺は今のヤクルトは中村の調子が勝敗を左右していると感じるほど中村に存在感が有ると思う

本当にチームの中心は小川中村バッテリーだ

 

2点リードでの8回表にイレギュラーもあってランナーを溜めると阿部に甘く入ったカットをフェンス直撃さてて1失点したが後を引き継いだ石山がマギーを三振にしてシャットアウトした

ヒーローインタビューで小川はこの時のことを「反省する」と語ったがその通りだと思う

121球目でも精度の高い球を投げて抑える。そこまで求められるエースだと思う

まだまだ高みを目指してほしい

 

最大のピンチでマウンドを引き継いだ石山の投球は素晴らしいの一言

特にマギーを見逃し三振にしたアウトローのストレートは凄かった

本当に石山は頼れる投手になった。全力で投げられるリリーフのほうが向いているだろうか。今の石山で負けるなら仕方ないと思えるほど信頼できる

 

秋吉は抑えるのが当たり前に感じてしまっているのでコメント無し(笑

 

 

打線は巨人先発田口をうちあぐねてしまった

4ヒットと8四球を得ながら残塁の山で無得点

ここぞというところでの田口の投球や小林の配球にやられた部分もあるが、、、苦しい状況である

それでも7回にリリーフ篠原から四球のバレンティンを1塁において雄平がライトスタンドに放りこむ勝ち越しツーランホームランを打った

25イニングぶりの得点

対巨人では34イニング目での初得点だった

先日の大引スリーランといい、やはりホームランは試合をがらりと変える

今日は雄平に加えて坂口が4出塁にバレンティン3四球と32歳組の活躍が目立った

これからも頑張って欲しい

15安打8得点と遂にヤクルトスワローズ打線爆発!!大引スリーラン!雄平決勝2点タイムリーで延長戦制する!ヤクルト8-7中日

2017年4月26日 ヤクルト8-7中日

先発は防御率0点台ブキャナン対ヤクルトに強い吉見ということでロースコアゲームを覚悟していたが予想を裏切る乱打戦となった

 

ブキャナンは5イニング5失点という結果になったが、そういう日もあるだろう。来週はこれまで通りのピッチングに戻してほしい

リリーフは石山秋吉は信頼できる内容だったものの3人目の勝ちパターンを誰にするか悩む

球威はあるものの制球が不安定なルーキとギルメット、糸を引くほどホップするストレートの杉浦

3人が候補だろうが3人とも定期的に失点しているのがきになる

とりあえずは先発が7イニング投げて石山秋吉に繋ぐ、というのが勝ちパターンで3人目のリリーフは固定せずに伊藤コーチのその日の判断によるということになるだろう

個人的には杉浦に経験を積ませて厳しいシチュエーションに慣れてもらうのが望ましいかな

 

野手は久しぶりにほめちぎっても良いんじゃないでしょうか

4番バレンティンは5打数4安打1打点の活躍!打つだけでなく走塁でも全力疾走して勝利への執念を魅せてくれる。本塁までの走塁に内野安打とバレンティンの本気の走りが無ければ今日の勝ちは無かった。今年のバレンティンはやる気が結果につながらない日もあるがそれにめげず次の試合でもモチベーションを保ってくれているのが素晴らしい

5番雄平は5打数3安打で延長に決勝2点タイムリーヒットを打ってくれた。今年の雄平は左投手からもヒットを打てる。追い込まれてからの粘り強さも新しい武器かもしれない。ついに打率は3割を超えた。

7番中村は4打数2安打2打点。今年は中村が活躍すれば勝つ!守りの要は攻撃の要にもなりそうだ

8番大引は4打数2安打で3ランホームランを打った!3ランはデカい!ホームランって素晴らしい!ありがとうビッキー!

 

ビジターでの延長戦を制したのも大きい勝利だ

一つ一つ戦い勝っていこう

4月23日25日と2連敗。やはり1点も取られない守りの野球をするしかないのか

2017年4月23日 ヤクルト4-7広島

先発オーレンドルフが2回で3失点ノックアウトするもロングリリーフとなった星が4イニング無失点という大健闘を見せ、打線もやっと奮起し逆転。

しかし勝利の方程式リリーフ杉浦が丸にソロ本塁打を打たれ同点、石山が味方のエラーや自身のフィルダ―チョイスでノーアウト満塁を招き3失点で敗戦

 

 

2017年4月25日 ヤクルト2-4中日

先発山中が2本のホームランを打たれ4失点で敗戦。山田が2安打2打点をあげるも4.5.6番の主軸打者が出塁すらできなかったのが痛かった

 

とにかく今は打線に期待できない

投手が先取点を与えないピッチングをしなければ勝てないだろう

つまり0点に抑えろという事だ(笑

 

ライアン小川が完封勝利でヤクルトスワローズ連勝!!中村の好リードも冴え渡った!この同級生バッテリーが今のヤクルトの柱だ!ヤクルト1-0広島

2017年4月22日 ヤクルト1-0広島

7回雨天コールド

 

いつ中止になってもおかしくない雨天のなか

息の詰まるようなハイレベルの投手戦となった

はっきり言って広島先発岡田はとんでもない投手になっていた。とにかく球が速くてコントロール抜群。その直球と区別が付かないキレのあるカットボールで三振の山を築いた。去年は典型的なノーコンピッチャーだったのを広島はどんな魔法をかけたのか?球種の多さと投球術を除けば菅野と言っていい。なんでWBCに出ていないのか?という投球だった

 

ヤクルト打線は対策をしっかりと練って球種を絞り込んで挑みいくつかヒットは出た。中村のスリーベースヒットでノーアウト3塁という大チャンスを作るも岡田はギアを上げて150キロ超えるストレートでガンガン三振を奪い得点出来なかった

それでも6回裏に先頭打者荒木がヒット、山田四球でノーアウト1、2塁になるとそれまで岡田のストレートに合っていなかった4番バレンティンがファールで粘って9球目のスライダーを引っ張ると三塁線を破る先制タイムリーツーベースとなりこれが両チーム唯一の得点になった。正直まぐれ当たりと言っていい当たりだった気もするがまぐれは執念が生むもの。昨日からゴロでも全力疾走を繰り返したバレンティンの勝つことへの執念がツーベースに結んだと思う。

 

そして今日のヒーローは満場一致でヤクルト先発ライアン小川だった

初回から2つの四球で2アウトランナー1、3塁のピンチを招くと山田がマウンドに声をかけにいった

間違いなくダブルスチール対策の確認だろう。前回同じケースで小川が中村の送球をカットするサインを見逃したことが失点と敗戦に繋がったとき私はブログにチームで確認を密にとれと記したがまさにこういうプレーを求めていた。もちろん素人に言われるまでもなくプロなら当然の行為だとおもうが連敗中で負のスパイラルに陥っていたヤクルトは普段のプレーが出来ていなかったのだ。打線は不調でも今日のヤクルトナインは冷静だったのが良かった

結局このピンチは1塁ランナーのみ盗塁を許したもののバッター松山のピッチャー強襲の当たりを小川が冷静にさばいてピッチャーゴロに終わり無失点で切り抜けた

その後は小川の快投がとにかく光った

徹底して丁寧に外ギリギリ、内ギリギリに投げ分けて的を絞らせず、球威のあるストレートを基本にカットボールスライダーチェンジアップといった変化球を有効に使い分けて7回を被安打2に抑えた

勝負を焦らずスリーボールになっても甘い球を投げず厳しいコースを狙って投げていた

それで四球4つ与えたもののあくまで小川中村バッテリーにとって計算内の四球であった

何しろ1点取られたら負けというゲーム。最小失点という考えは許さない完封狙いだったのだろう

思えば先週の試合前インタビューで中村は完封を狙うといっていた気がする

まさに有言実行である

 

セリーグ最強の広島打線に真っ向から挑んで勝利したこのバッテリー

ヤクルトベンチは盤石のリリーフ石山秋吉がいる中で7回裏の打席に112球投げていた小川を変えずそのまま打たせた

小川の志願があったのだろうが去年までであれば代打を送られていただろう

先週は大量リードがありながらも8回1失点で変えた

今日は1点差という最も厳しく緊迫したゲーム

それでも真中監督と伊藤コーチは小川に託した

雨のマウンドを考えて小川のほうが信頼出来ると思ったのか。ランナーを出すまでと思ったのか

本当のところなにを考えてそうしたのかは分からない

 

だが

 

今日の試合だけでなく、東京ヤクルトスワローズの未来まで小川中村バッテリーに託したのだと考えるのはロマンチック過ぎるだろうか

 

 

思わず臭いことを感じてしまうほどのナイスゲームだった