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自信を取り戻し始めたライアン小川の好投!比屋根まさかのホームラン含む8得点でしっかりと勝ち試合を得る!ヤクルト8-3広島

とりあえず衝撃の比屋根ホームラン!まさかまさかの一発!

しかもこのホームランが試合の流れを完全に決めたと言ってもいい

お立ち台に相応しいホームランだった。

あとついでに守備でダイビングキャッチに成功してれば小川の失点も無くす

真のヒーローだったんだけどね。

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実に2年ぶりにプロ通算2本目の本塁打となる比屋根選手 

 

2015年7月29日 ヤクルト 対 広島

試合結果

 

 

あえての中7日ローテで回す今週。

昨日は強敵黒田に当て馬として新垣を当てたと考えれば

今日は相手が谷間ローテでありまず勝てるゆえに絶対に勝たないといけない試合

 

ヤクルト先発はエース小川

最近はなかなか内容のあるピッチングの出来ないことも多く

特にランナーを背負ってからの集中力や粘りといった小川の特長が発揮できていなかった。

 

しかし今日の小川は違った。

いや、”本来の”いつもの小川だった。

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特徴的なフォーム以外にも小川の投手としての長所は次のようなものが評価されてきた。

①使える球種が多い

ストレート、カット、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップ、シュートと7色の変化球と言われるが、実際にはスライダーは曲がるタイプと落ちる縦スライダーを投げ分け、フォークにも落差の小さいスプリットがあるなど握りを変えて判別しきれないほど多彩な球種を持っている。

キレ、制球が全てプロ平均レベル以上であり、それぞれがストレートとほぼ同じリリースで繰り出せる。

 

②メンタルが強い

ランナーを背負った時にこそ集中力を発揮してキレと制球力を高めることが出来る。

連打されても平常心を保ち最少失点に抑える。

 

今日の試合はしっかりと①球種の多さと②メンタルの強さを発揮できていた。

序盤から全力投球だったためか6イニング目にはスタミナ切れしてしまったことや、得意のストレートの制球に苦しみ毎回ランナーを背負ってしまうなど決して絶好調では無いにせよ、それでも

6回2失点(自責点1)被安打7、与四球3、奪三振8

という数字はそれなりな調子の日の小川らしい成績

 

まだまだ小川に対する期待値へは遠いかもしれないが

とりあえずスランプのようなものは脱したと見える

 

印象的だったのは何度か中村捕手のサインに首を振ったことだ

首を振って投げたストレートはフォアボールになるかヒットされてしまったが

ここ数試合はサインに首を振ることすらできなかったりと自信を失っていたので

今日はサインに首を振って自慢のストレートを要求できるくらいに自信を取り戻したと感じる。

 

サインに投手の我儘を要求したということは投手自身が自分でどう打ち取るかイメージ出来ているということだ(たとえ打たれたとしても)

キャッチャーの中村も辛抱強く小川に付き合ってくれた。

 

それにより何度も得点圏にランナーを進めてしまっても、どんな時でも打者の間合い(リズム)では無く自分の間合い(リズム)で勝負を運べるいつもの小川に戻れた。

 

今日の投球は緩急が効いていた

制球が甘い球も多かったがことごとく打者はタイミングが合わなかった。

全ては小川が自分の間合いで投げれたからこそ、多彩な球種で打者を惑わせることが出来た。

 

 

俺は小川は孤独の似合う投手だと思う。

試合のムードに寄らず常にポーカーフェイス、テンポが悪いと言われるほどの投球間隔

チームに引っ張られるではなくチームを引っ張るのでもない

チームが小川についていくような

そういう投手のはずだ